日本銀行の歴史

日本銀行の歴史について

明治維新以降、日本は積極的な殖産興業を展開していました。しかし財政の基盤は固まっておらず、資金調達を不換紙幣に頼っていました。そうした状況が続く中1877年に西南戦争が勃発します。西郷隆盛が起こした明治維新後最大の内乱で政府はこの沈静化に軍事力を注入せざるおえなくなりました。その結果インフレーションが起こります。

 

こうした物価の急上昇を受けて1881年に現在では財務大臣にあたる役職にあの有名な松方正義が就任します。まず始めた財政再建は不換紙幣の整理です。そのため中央銀行を創設し、通貨価値の安定を図ろうと尽力します。 そして1882年ついに日本銀行条例が制定されるのです。この条例が根拠となり1882年10月10日に日本銀行は誕生しました。 日本銀行がなぜ日本橋におかれたのでしょうか。それは主に3つの理由があるようです。

 

1つ目は日本橋が江戸時代からの交通の要所だったからです。今でもお正月に行われる箱根駅伝は日本橋を出発し箱根の山を登って復路でまた日本橋に戻ってきます。東海道・中山道・奥州街道・日光街道・甲州街道という5街道の起点が日本橋なのです。

 

そして2つ目は江戸時代から金融の中心が日本橋だったからです。これは両替商が日本橋に集中していたことに起因します。

 

3つ目は大蔵省、現在の財務省が近くの大手町にあったため連絡や交通の便がよいことです。

 

また紙幣を印刷国立印刷所の前身も大手町にありました。 こうした理由から日本橋に日本銀行が設立され、日本は近代国家として財政面からも著しい成長を遂げていきます。こうした日本銀行の成長が日本の産業を活発化させ流通や国外への輸出へとつながっていくわけです。

 

今もかわらず日本銀行は日本銀行の中心となって経済を動かしています。こうした日本銀行の歴史を知ることは重要なことだと思います。私たちが直接日本銀行を利用することはありませんが、古くから日本銀行は私たちの暮らしと密接にかかわっています。

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